**** Distiny encounter(ダイリダ) ****
出会ってから数ヶ月、俺とダイシはコンビを組み宇宙海賊として暴れ回っていた 。
海賊と言っても富豪から金品を奪い取り、貧しい人々に分けるという珍しい海賊
だ。
ある日、富豪から金品奪い取り楽勝で逃げられると思っていたが、逃げる途中で 俺がしくじってしまい、ダイシが庇って警察に捕まってしまった。
なんとしても助けなければ。
俺は綿密に計画を練り、ダイシを助けに行った。
まずは警備システムを得意の電撃でショートさせて入る。
警備員がそこら中にいたが、真っ暗な上にパニック状態なので大して気にしなか った。
牢獄につくと警備員は持ち場を離れてあたふたしている。
俺は
「邪魔くせぇ」
と呟き、電気を放出させ警備員を全て倒した。
倒れた奴らを踏みながらダイシを探していると
「リダ〜」
と言う声が聞こえた。
そちらを見ると警視総監のユラがダイシに後ろから抱きつく格好で喉元にサーベ ルを当てている。
「ダイシを離せ」
と言うと
「それならスターオーシャンの秘宝と交換しましょう ♪」
と手を出してきた。
ダイシは
「渡したらダメだ!」
と叫ぶ。
じゃあどうすれば…。
ある考えが浮かんでユラに秘宝を見せ
「これが欲しいんだろ?」
と言って真上に 高く放り投げると、狙い通りユラの視線は秘宝に向いた。
その隙にダイシに合図するとダイシはユラに肘鉄をくらわせ、ユラが腹を抱えて
うずくまると、ダイシは落ちてきた秘宝を掴んで逃げた。
走っている途中、ダイシが止まり
「リダ!何かいる!」
と牢屋をさした。
そちらを見ると檻を被り、足かせや手かせをつけられた子供がいた。
「バジータ星人か。ひどいことをする」
と言って牢屋の鍵を壊して入ると、子供 は怯えた顔で後ずさりした。
とても嫌なことをされたのだろう。
俺がバジータ語で話しかけると、彼は驚いた顔をしたが笑顔になった。
ダイシが
「今何て?」
と聞いてきたので
「もう怖くないよって」
と答えると
「お前は頭いいな」
と頭を撫でた。
赤くなって
「別に…」
と目を逸らすと
「照れちゃって…可愛い〜!」
と抱きつかれた。
俺はよろめきながら
「うわ!なっ…何すんだよ!」
と真っ赤になりながら抗議し たが、ダイシは
「嬉しいくせに〜」
と俺を抱きしめながら頬を撫でた。
これ以上抗議しても仕方ないので、ダイシから離れてバジータの子と名を教えあい仲間にした。
宇宙船に戻り、船内のことを一通り教える。
これからは、今まで以上に騒がしい毎日になることは間違いないだろう。
**************あとがき****************************
え〜、スタオです。
実は微エロだったんですが、リクが「甘々で」とのことだっ たんでやめました(笑)
バジータ語って言うのはご存じの通り「うほうほ」なんで「うほうほ」って会話 してます(笑)
ちなみにユラさんを出してみたんですが、扱い酷いです。肘鉄食らわせて…(笑)
しかも悪役っぽくなってるし(笑)
警視総監様の立場なしです(笑)
てか、まだまだ文章がなってませんね。精進します…。